医療倫理教育部会からのお知らせ

趣意書

医学哲学倫理学会関東支部、教育部会は、全国学会の教育部門である教育研究会と連携して、生命倫理・医療倫理教育のあり方を検討することを課題としてい ます。また同時に、学会員の皆様が日頃の生命倫理教育、医療倫理教育を再考するためのFDとして、学会員間の切磋琢磨の場として、教育の質の向上を目指し ています。

再開するにあたって(2008年)

諸般の事情から、教育部会は休眠状態にありましたが、2008年10月より、再開いたします。なにより、会員の単なる勉強会ではなく、結果を明確にだすことを目的として、生命倫理教育の共通プログラムの構築のために以下のようなテーマを検討します。

1)規範倫理教育と生命倫理(応用倫理)教育の関係をどのように考えるか。
2)生命倫理で扱うべき、テーマ。option とobligatory なテーマの検討。
3)Case Studyの扱い方。
4)DVD・Video、T.V.などのメディアを使った授業をどのように、効果的に取り入れるのか。
5)医学と看護という異なる志向と、思考、さらに嗜好をもつ学生たちに対して、どのような教育を考えるか。
6)1-2年次の教養課程における教育と、専門課程さらには大学院教育の問題。
7) 生命倫理教育を行う際の基本的に私たちが共有しなければならない倫理についての理解の検討。

本年度の活動計画

本年度は昨年度に引き続き、生命倫理、応用倫理教育のプログラムを検討し、共通の教育プログラム、講義プログラム作成のための土台をつくっていきます。
そのために、

1 会員それぞれの応用倫理学、生命倫理学、医療倫理学の講義を模擬的にPresentationして、内容を検討します。

2 応用倫理、生命倫理の教授必須項目の洗い出しを行います。

責任者 教育部会長 村松聡

◆第8回検討会
日時2009年12月12日(土) 13:00~14:30

会場上智大学 2号館6階 ドイツ語学科会議室
演者横野 恵氏(司会 黒須三惠氏)
演題医療倫理教育における法の役割

◆第7回検討会
日時2009年7月4日(土) 11:00~12:45

会場上智大学 2号館6階 ドイツ語学科会議室
検討事項講義必須項目の検討 規範倫理における必須項目の研究(第3回)
演者船木 氏

◆第6回検討会
日時2009年6月6日(土) 12:30~14:30

会場東洋大学(白山校舎)6号館1階第3会議室
検討事項講義必須項目の検討 規範倫理における必須項目の研究(第2回)

前回に引き続き、倫理学、生命倫理学の講義内容を模擬的にPresentation して、講義の必須項目についての検討を行いたいと思います。今回も、規範倫理のうちで、何を必須項目とするかの検討を、尾崎先生に Presentationしていただいて行います。FDとしても、どうか、広く皆様参加ください。

◆第5回検討会
日時2009年5月10日(日) 12:30~14:30

会場上智大学 2号館6階 ドイツ語学科会議室
検討事項

2008年度に4回のコア・カリキュラムの検討を行ってきました。
これから、その際に提示されたテーマ、課題をふまえて、関東支部会員による、倫理学、生命倫理学の講義内容を模擬的にPresentationしながら、講義の必須項目についての検討を行います。
まず、規範倫理における必須項目の研究(第1回)として、教育部会長によるPresentationをたたき台に、生命倫理教育への導入部の検討を行います。

◆第4回検討会
日時2009年3月7日(土) 13:00~14:30

会場上智大学 2号館6階ドイツ語学科会議室 →(アクセス)
検討事項

1.コア・カリキュラムについてのこれまでの検討を総括する。
2.参加者の意見がまだ十分には出されていないので、自由な発言の機会とする。

◆第3回検討会
日時2009年2月8日(日)15:00~17:30

会場東京医科大学 総合情報棟1階 講義演習室
検討事項

前回、コア・カリキュラムの検討を行いましたが、医学部のコア・カリキュラムの「基本原則」を検討したのみでした。そこで「医学一般」のD「人の死」や 「死と法」、さらに、F「医学・医療と社会」、さらに歯学系のコア・カリキュラムも検討するべきだろうとの声がありましたので、次回、もう一度、双方のコ ア・カリキュラムの検討を、前回と同様、brain storming風に行いたいと思います。
すでに、前回のお知らせと共に添付されたコア・カリキュラムに前もって目を通していただけると幸いです。なお、前回の様々な感想・意見・視点は、まとめて、前々日ぐらいにお送りします。

◆第2回検討会
日時2009年1月10日(土)13:00~14:30

会場上智大学 2号館6階ドイツ語学科会議室
検討事項医学教育コア・カリキュラムの検討

◆教育部会再開 第1回検討会:教育部会を再開するにあたって
日時2008年10月4日(土)17:30~18:30
会場上智大学 2号館6階ドイツ語学科会議室
→(アクセス)


◆第3回事例検討会
日時2006年5月7日(日)12:00~14:00
会場上智大学 2号館6階ドイツ語学科会議室
演者浅見昇吾

検討事例: 月足らずで生まれ、重度の障害を背負う確率がかなり高い
赤ん坊が生ま れた場合に、積極的な治療を行うべきか
(参考資料:「倫理学は道徳的なディレンマを解決できるのか?」
――「哲学入門:人生の再点検」シリーズ第22巻、ジエムコ出版)

◆第2回事例検討会
日時2006年3月4日(土)12:00~14:00
会場上智大学 2号館6階ドイツ語学科会議室
演者宮下浩明 、黒須三惠

検討事例: 成功率10%のCPRは行われるべきか
(参考文献:『臨床倫理学入門』福井 他 編(医学書院))

◆第1回事例検討会
日時2005年12月3日(土) 12:30~14:30
会場上智大学 2号館6階ドイツ語学科会議室
演者宮下浩明 、尾崎恭一

検討事例: 積極的安楽死が許される状況はあるか
(参考文献:『臨床倫理学入門』福井 他 編(医学書院))

◆創設会議
日時2005年10月8日(土) 15:00~17:00
会場東京医大 総合情報部棟1階講義・演習室

(大学の方で、病院の方ではありません。)
地下鉄丸の内線「新宿御苑」徒歩約5分
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演題
討論会の進め方

○当面の活動計画が決定された
→当面の活動計画

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