本学会からの意見表明

◆内閣府「日本学術会議の在り方についての方針」(令和4年12月6日)に関して

2023年3月21日の理事会において以下の意見を表明することが決定しました。

日本医学哲学・倫理学会理事会は、日本学術会議の声明「内閣府「日本学術会議の在り方についての方針」(令和4年12月6日)について再考を求めます」の趣旨に賛同いたします. 学術会議の在り方に関する方針決定に際しては、学術会議の独立性を尊重しつつ、様々な観点から慎重な検討と丁寧な議論を行うことが必要だと考えます(2023年3月21日).

◆「『良質かつ適切なゲノム医療を国民が安心して受けられるようにするための施策の総合的な推進に関する法律』早期成立に向けたご支援のお願い」に関して

本件に関して、2022年10月にメールおよびオンライン・ミーティングによる理事間での意見交換を行ったうえで、賛成多数により2022年11月2日に提出された第2回目の要望に際して、理事会名で賛同を表明致しました(この時点で学会・患者会等の計185団体等が賛同表明)。本法案はまだ国会審議には至っておりませんが、遺伝情報に基づく差別の禁止等、生命倫理・医療倫理に関わる極めて重要な論点が含まれており、実際に法案が提出された際には学会としても注意深く議論を見守りたいと考えています。

◆日本学術会議「第25期新規会員任命に関する要望書」(令和2年10月2日)に関して

「日本医学哲学・倫理学会は、日本学術会議の「第25期新規会員任命に関する要望書」(http://www.scj.go.jp/ja/member/iinkai/kanji/pdf25/siryo301-youbou.pdf)の趣旨に賛同いたします。
(2020年10月17日、日本医学哲学・倫理学会第39回大会総会において、賛成多数にて決議)