尚、対象が基本的には「医師」となっておりますが、人数的に余裕がある場合は、医師以外も参加可能とのことですので、北里大学の荻野先生までお問い合わせください。
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平成26年11月25日
神経内科医および難病医療に従事する医師の皆様へ
「平成26年度神経難病緩和ケア研修会」開催のご案内
神経難病患者は発症したときから身体的、精神的、社会的、スピリチュアルに苦痛を伴うことより神経難病の診療そのものが緩和ケアといえます。そのため、単に治療の技術的側面のみならず、緩和ケアを意識して治療にあたるべきでありますが、その教育の機会や手段は限られています。今回、教育方法のひとつとして緩和ケア研修会を計画しました。本研修会を通して神経難病緩和ケアの普及を目的としています。
緩和ケアは倫理的側面も強いため、知識偏重の座学では体得するのは難しいと思われます。そのため、本研修会は2日にわたって中心的課題それぞれにスモールグループディスカッション(SGD)やロールプレイなどを組み合わせて参加者がお互いに研鑽しあう内容とし、そのうえで知識や考え方を補充するためのレクチャーを行う構成としています。また、参加者から悩んだ症例を提示してもらい検討するなど経験豊富な講師陣と直接触れ合える場を設定しアドバイスや討論を予定しています。
日時 平成26年12月27日(土) 10:30~19:00(受付10:00~)
19:00~20:30 情報交換会(会費制)
平成26年12月28日(日) 9:00~17:00 (終了時間は16時~17時を予定)
※情報交換会は原則ご参加ください。会食しながらタスクフォースや参加者の皆様とお話する良い機会になると思います。
場所 岡山旭東病院 パッチ・アダムスホール
〒703-8265 岡山県岡山市中区倉田567-1 Tel.086-276-3231/Fax.086-274-1028
(岡山駅よりバスで約20分、旭東病院前下車徒歩1分)
中心的課題 1. 診断告知 ALSを例として(患者医師関係について・難病の告知について)
2. 嚥下障害への医療介入 胃瘻について(自己決定について)
3. 呼吸障害への医療介入 人工呼吸器について(事前指示について・差し控えと
中止について)
4. 終末期への対処(モルヒネ等の使い方・鎮静について)
講師・ファシリテーター
板井孝壱郎(宮崎大学医学部臨床倫理学)
稲葉 一人(中京大学法科大学院法務研究科生命倫理学)
植竹 日奈(まつもと医療センター中信松本病院相談支援センター)
荻野美恵子(北里大学医学部神経内科学)
成田 有吾(三重大学医学部看護学科)
難波 玲子(神経内科クリニック難波)
三浦 靖彦(慈恵医大柏病院総合診療部)
他
※詳細な時間等当日変更の可能性があります
対象 神経内科医および難病医療に従事する医療者(定員40名)
(本研修会は医師向けプログラムのため、2日間ともご参加いただける医師の方を優先させていただきます。定員に余裕がある場合には他の医療職・介護職等の方にもご参加いただけます。)
参加費 5000円 (二日間の昼食代を含む)
情報交換会費 3000円
*申し込み後、確認と振込先のご連絡をe-mailにてお送りしますので、5000円または8000円をお振込下さい。
*テキストは前もってpdfファイルでお送りします。各自プリントアウトして2穴の穴をあけ、ご持参ください。
*バインダーおよびレクチャー資料、ロールプレイ用シナリオは当日配布いたします。
申込方法 申込書にご記入のうえ、E-mailまたはファックスにてお申込ください。
申し込み締め切り 12月20日(土曜日)
定員になり次第締め切らせていただきます。
お問合せ先: 神経難病緩和ケア研修会事務局
荻野美恵子
〒252-0380神奈川県相模原市南区麻溝台2-1-1
北里大学医学部付属新世紀医療開発センター
横断的医療領域開発部門 全人医療学
TEL 042-748-9111
FAX 042-746-8082
E-mail kanwakea@kitasato-u.ac.jp
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