| (論文) |
| 1. | 信念の病理—意志薄弱と自己欺瞞— | 三浦雅弘 |
| 2. | インフォームド・コンセントと道徳発達論 | 尾崎恭一 |
| 3. | 日本の伝統的医療の世界について—祈祷呪法の世界から医療の世界への展開— | 森忠重 |
| 4. | 生命倫理の両義性と環境倫理—生の根源性についての問いかけ— | 松島哲久 |
| 5. | 臓器移植における倫理的側面—特に生者からの移植を中心として— | 澤田愛子 |
| 6. | 遺伝子治療における「遺伝子」の意味と倫理的問題 | 大林雅之 |
| 7. | 不適合輸血における医師の注意義務 | 末広敏昭 |
| 8. | 医学と哲学を結ぶ主要概念の考察—医学に関連する述語集の大成を期して— | 小口悌示 |
| 9. | 医療と経験 | 酒井明夫 |
| (特別報告) |
| 1. | 脳神経外科臨床における尊厳死 | 太田富雄 |
| 2. | 学際的な精神医学研究に向けて—第五回ヨーロッパ医学哲学・ヘルスケア学会報告— | 酒井明夫 |
| (シンポジウム) |
| 転換期医療における人間の問題 | 司会 岡田雅勝 |
| 伊藤幸郎 |
| 1. | 医療と癒し—社会的文化的現象としての<病いと癒し>— | 佐藤純一 |
| 2. | 転換期医療における医療実践者の課題 | 奈倉道隆 |
| (公開講演) |
| 事前の指示による患者の自律性の拡張—それは医師−患者間の信頼を高めるのか,それとも不信を増大させるのか— | ジュディス・ウィルソン・ロス(松岡悦子 訳) |
| (特別寄稿) |
| 普遍的な世俗道徳理論の不可能性について—世俗的生命倫理に関する一考察— | トリストラム・エンゲルハート,Jr.(酒井明夫 訳) |