(論文) |
1. | 「人間の尊厳」はどこで語られ得るか | 岩切政和 |
2. | 薬を要求する患者—欧米における向精神薬 | 酒井明夫 |
3. | 日本人の権利意識—日本における精神保健法改正をめぐって— | 藤原博 |
4. | <メディカル・ファッション>—医学・医療における<流行>の意味に関する一考察— | 村岡潔 |
5. | 医学実験の倫理問題 | 谷本光男 |
6. | 現代医療における<癒し>の概念について—<マハトロス>への治療戦略を事例にした医療思想史的一考察— | 佐藤純一 |
7. | 中世における<癒し>の一側面—マルボドゥス『石について』(De lapidibus)を中心とした考察— | 小林晶子 |
(提言) |
薬事教育に薬の倫理を | 粕谷豊 |
(シンポジウム) |
医療における新しい薬剤師像 | 司会 大槻真一郎 |
—薬学の立場から— | 村田敏郎 |
—法学の立場から— | 菅野耕毅 |
—哲学・倫理学の立場から— | 堀田輝明 |
—医学の立場から— | 伊藤幸郎 |
(特別講演) |
薬事分野における法と実態の乖離—そ規範的観点に立った固有の薬学の独自性と存在理由の究明— | 三輪亮寿 |
(報告) |
1. | ヨーロッパ医学哲学の現況—第四回ヨーロッパ医学哲学・ヘルスケア学会— | 酒井明夫 |
2. | 人命を尊重する世界医師の会(World Federation of Doctors Who Respect the Human Life) | 品川信良 |