国内学術交流委員会 2012‐2014年活動計画

1.今期も、本委員会の役割である「国内の生命倫理関連研究グループ・学会等の調査及び連携」に関しては、引き続き「倫理コンサルテーション」に関わる国内諸団体との連携を掲げたいと考えている。

2.特に、日本生命倫理学会に設置される予定の「臨床倫理部会」「研究倫理部会」との連絡・連携や、去る9月に創設された「日本臨床倫理学会」との関係については、可能な限り協力関係を築いていきたい。

3.また、「臨床倫理コンサルテーション」「研究倫理コンサルテーション」を担う人材や組織の在り方についても、米国や欧州における「倫理コンサルタント」の動向も踏まえつつ、国内においてもそのような「資格認定プログラム」が可能かどうかも含めて検討をしたい。

4.「研究倫理」に関しては、文部科学省・厚生労働省合同による「臨床研究・治験活性化5ヵ年計画2012」において「国等による倫理審査委員会の認定制度の導入」も検討されていることを踏まえ、本委員会としてもWebページ上でも学会員に対し情報を提供しつつ、臨床研究の倫理性担保に関する組織づくりについて検討する。

5.できれば、「臨床倫理・研究倫理コンサルテーション」に関わる諸団体の連絡協議会のようなものを組織することを目指したい。

6.2013年度大会においてもその前日に第4回「医哲Café」を開催するとともに、「臨床倫理・研究倫理コンサルテーション」に関わるシンポジウム等を、他の関連諸団体・学会等と合同開催することについても検討したい。

カテゴリー: 国内学術交流委員会 パーマリンク