第31回 日本医学哲学・倫理学会大会
大会テーマ: 生老病死/ライフコース
シンポジウムテーマ: 生老病死/ライフコース ―臨床において人生苦をいかに受け止めるか―
会期: 2012年11月17日(土),18日(日)
会場: 金沢大学医薬保健学域保健学類・鶴間地区
大会長: 細見博志(金沢大学)
実行委員長: 浅見 洋(石川県立看護大学)
参加費:
事前申し込み(会員) 3,000円(10月31日まで)
当日参加費(会員・非会員ともに) 4,000円
学生(非会員)1,000円
特別講演・シンポジウムのみ参加(非会員)1,000円
懇親会費4,000円
〈会場案内〉
受付: 4号館 玄関ホール
第1発表会場: 講義室(4111)108名収容
第2発表会場: 講義室(4102)110名収容
第3発表会場: 講義室(4109)54名収容
懇談室: ラウンジ
総会,特別講演,シンポジウム: 講義室(1220)178名収容
クローク: 非常勤講師室(4110)
理事会,医哲café 11/16(金): 会議室(4202)
評議員会 11/17(土): 〃
会議準備室: 講義室(4215)
大会本部: 講義室(4108)
懇親会場: 厚生会館1階金沢大学生協食堂(つるま食堂)
〈進行表〉
11/17(土)
8:30~ 受付開始
9:00~9:10 開会式
挨拶 大会長 細見博志(金沢大学),学会長 清水哲郎(東京大学)
9:10~12:20 研究発表(3会場にて)
第1発表会場(4111) | 第2発表会場(4102) | 第3発表会場(4109) |
9:10~9:40 1-1-1 | 9:10~9:40 2-1-1 | 9:10~10:40 ワークショップ |
制度史的視点からみたあん摩マツサージ指圧師、はり師、きゆう師等に関する法律制定の前後における鍼灸及び鍼灸教育の史的変容 | 医師が行った患者・家族への病状、経過説明内容の分析-看護師による補足説明の充実に向けてー | 生命倫理学におけるヨナス倫理学の意義と可能性 |
坂部昌明(森ノ宮医療大学) 田野尻哲郎(東京大学大学院) |
栗原サキ子(稲城市立病院) | 報告: |
座長:清水良昭(明海大学) | 座長:森下直貴(浜松医科大学) | 兼松誠(聖学院大学) |
9:40~10:10 1-1-2 | 9:40~10:10 2-1-2 | 鈴木俊洋(上智大学) |
メンツィカン(Men-Tsee-Khang,チベット医学・暦法大学)におけるTTM(Traditional Tibetan Medicine, 伝統チベット医学)教育システムの近代化 | やわらかなパターナリズムは可能か~インフォームド・コンセントの「会話モデル」の検討~ | 寺本剛(中央大学) |
司会:山本剛史(慶応義塾大学) | ||
小川康(チベット医学・薬草研修センター) 田野尻哲郎(東京大学大学院) |
石田安実(横浜市立大学) | |
座長:清水良昭(明海大学) | 座長:森下直貴(浜松医科大学) | |
休憩(5分) | ||
10:15~10:45 1-1-3 | 10:15~10:45 2-1-3 | |
「医療資源の分配」という問題を組み換える | 科学の名による倫理的不正―その総合的な把握に向けての試論― | |
蔵田伸雄(北海道大学大学院) | 安藤泰至(鳥取大学) | |
座長:服部健司(群馬大学大学院) | 座長:大林雅之(東洋英和女学院大学) | |
10:45~11:15 1-1-4 | 10:45~11:15 2-1-4 | 10:45~12:15 ワークショップ |
年齢に基づく医療資源の配給は正当化されうるか:ノーマン・ダニエルズの議論の検討 | 病気と正常の境界性侵犯?──精神病様体験PLEを巡る一考察 | 遺伝子情報のプライバシーと差別をめぐる倫理的法的社会的問題(ELSI)の検討 |
樫則章(大阪歯科大学) | 山崎真也(大阪府立大学大学院) | 報告: |
座長:服部健司(群馬大学大学院) | 座長:大林雅之(東洋英和女学院大学) | 山中浩司(大阪大学) |
休憩(5分) | 岩江壮介(医薬基盤研究所) | |
11:20~11:50 1-1-5 | 11:20~11:50 2-1-5 | 岩田太(上智大学) |
患者を中心とした学際的チーム医療連携とはなにか | 臨床倫理の前提となる「Caring based Medicine」の検討 | 瀬戸山晃一(大阪大学) |
勝山貴美子(横浜市立大学) | 坂井さゆり(新潟大学) 宮坂道夫(新潟大学) 菊永淳(新潟大学) |
清水耕一(神奈川大学) |
座長:小松楠緒子(明治薬科大学) | 座長:宮脇美保子(慶應義塾大学) | 霜田求(京都女子大学) |
11:50~12:20 1-1-6 | 11:50~12:20 2-1-6 | 司会:瀬戸山晃一(大阪大学) |
医学の人間観と批判的実在論 | 病院組織の倫理性―医療専門職倫理から― | |
杉岡良彦(旭川医科大学) | 服部俊子(滋賀医科大学) | |
座長:小松楠緒子(明治薬科大学) | 座長:宮脇美保子(慶應義塾大学) |
12:20~13:50 昼食・休憩
12:30~13:50 評議員会(会議室)(午餐会-会議室)
13:50~17:30 研究発表・ワークショップ(3会場にて)
第1発表会場(4111) | 第2発表会場(4102) | 第3発表会場(4109) |
13:50~14:20 1-1-7 | 13:50~14:20 2-1-7 | 13:50~14:20 3-1-1 |
健康増進の動きとそれへの応答について ―M.フーコーの思索を手がかりに― | 死別者と死者との関係をめぐって-Grief Care の思想的展開の一側面- | 認知症の人の介護についての倫理、その生成過程の検討―精神科医、室伏君士・小澤勲・竹中星郎の認知症論からの精査― |
大北全俊(大阪大学大学院) | 浅見洋(石川県立看護大学) | 荒木重嗣(新潟青陵大学) |
座長:粟屋 剛(岡山大学) | 座長:棚次正和(京都府立医科大学) | 座長:田村京子(昭和大学) |
14:20~14:50 1-1-8 | 14:20~14:50 2-1-8 | 14:20~14:50 3-1-2 |
補完代替医療に対する規制について―「患者中心の医療」という観点から | 生と死の境界における自律概念の位相~安楽死と自由の関係性についての一考察 | ケア倫理の基底としての想像力-高次脳機能障害者の手記を通して- |
森禎徳(東邦大学) | 遠藤耕二(三原看護専門学校) | 中野桂子(福岡大学大学院) |
座長:粟屋 剛(岡山大学) | 座長:棚次正和(京都府立医科大学) | 座長:田村京子(昭和大学) |
休憩(5分) | ||
14:55~15:25 1-1-9 | 14:55~15:25 2-1-9 | 14:55~15:25 3-1-3 |
初期野口晴哉における「活元運動」 -近現代非西欧世界における生命論としての野口整体の史的変容 – | 新しい「医の倫理」教育方法論の構築- 九州大学耳鼻咽喉科初代教授 久保猪之吉の思想 - | 小児脳死臓器移植の倫理的課題とケア論に向けての一考察 |
田野尻哲郎(東京大学大学院) 川上祐美(早稲田大学) |
丸山マサ美(九州大学) | 冲永隆子(帝京大学) |
座長:丸橋裕(兵庫県立大学) | 座長:坪井雅史(神奈川大学) | 座長:江黒忠彦(帝京平成大学) |
15:25~15:55 1-1-10 | 15:25~15:55 2-1-10 | 15:25~15:55 3-1-4 |
内モンゴルにおけるシャーマニズム的治療とモンゴル人社会ー | 子どもの医療をめぐる倫理的・法的問題 | 日本における臓器移植に対する価値観とコンセプトの実証研究:討論式協議の研究手法を用いて |
サイジラホ(有限会社ピーアンドエヌ) | 大橋範子(大阪大学大学院) | シルヴィア・マリア・オレーヤージュ(北海道大学) |
座長:丸橋裕(兵庫県立大学) | 座長:坪井雅史(神奈川大学) | 座長:江黒忠彦(帝京平成大学) |
休憩(5分) | ||
16:00~17:30 ワークショップ | 16:00~17:30 ワークショップ | 16:00~17:30 ワークショップ |
臨床倫理の方法論の再検討-理論的基盤と臨床実践とを統合する新しい医療倫理学の方法論についての研究- | 高齢者への人工的水分・栄養補給法の導入に関するガイドライン制定をめぐって | 妊娠中絶の何が問題か |
報告: | 報告: | 報告: |
足立智孝(亀田医療大学) | 会田薫(東京大学大学院) | 江口聡(京都女子大学) |
坂井さゆり(新潟大学) | 佐藤伸彦(ナラティブホーム) | 谷口真由美(大阪国際大学) |
甲斐克則(早稲田大学) | 荒木充代(ナラティブホーム) | 堀田義太郎(立命館大学) |
司会:宮坂道夫(新潟大学) | 桑田美代子(青梅慶友病院) | 打出喜義(金沢大学) |
司会:清水哲郎(東京大学大学院) | 司会:塚原久美(放送大学) |
17:40~19:30 懇親会 会場・生協食堂(つるま食堂)
11/18(日)
8:30~ 受付開始
9:00~11:05 研究発表(3会場にて)
第1発表会場(4111) | 第2発表会場(4102) | 第3発表会場(4109) |
9:00~9:30 1-2-1 | 9:00~9:30 2-2-1 | 9:00~9:30 3-2-1 |
インフォ−ムド・コンセントの意味するものー「過失」法理を中心にして | 生殖補助医療によって生まれた子の出自を知る権利の保障について | 認知症とがんとをともに患う患者のケアについての倫理的検討 |
前田義郎(産業医科大学) | 南貴子(愛媛県立医療技術大学) | 宮坂道夫(新潟大学) 坂井さゆり(新潟大学) 菊永淳(新潟大学) |
座長:池辺寧(奈良県立医科大学) | 座長:宮越一穂(南大阪病院) | 座長:宮下浩明(岡山済生会総合病院) |
9:30~10:00 1-2-2 | 9:30~10:00 2-2-2 | 9:30~10:00 3-2-2 |
<医師―患者関係>と医師の裁量権とについて | 終戦直後における乳児の生命保護――寿産院事件を手がかりに | 生老病死/ライフコース—経験の世界における視点から— |
村岡潔(佛教大学) | 吉田一史美(立命館大学大学院) | 三宅浩史(金沢大学) |
座長:池辺寧(奈良県立医科大学) | 座長:宮越一穂(南大阪病院) | 座長:宮下浩明(岡山済生会総合病院) |
休憩(5分) | ||
10:05~10:35 1-2-3 | 10:05~10:35 2-2-3 | 10:05~10:35 3-2-3 |
人間性・教育の可能性―ニーチェの教養観を手がかりにして | 気分エンハンスメントの倫理的問題: ポジティブ心理学と認知行動療法を視野に入れて | 看護における実践知~他者理解のプロセス~ |
阪本恭子(大阪薬科大学) | 江口聡(京都女子大学) | 池川清子(甲南女子大学) |
座長:浅井篤(熊本大学) | 座長:尾崎恭一(埼玉学園大学) | 座長:岩倉孝明(川崎市立看護短期大学) |
10:35~11:05 1-2-4 | 10:35~11:05 2-2-4 | 10:35~11:05 3-2-4 |
医療における目的論の周辺 | ニューロエンハンスメントの倫理問題 ――ドイツ脳神経倫理学の論点―― |
他者理解のあり方としての共感についての検討 |
藤戸善伸(札幌医科大学) | 中澤武(早稲田大学) | 石川洋子(旭川医科大学) |
座長:浅井篤(熊本大学) | 座長:尾崎恭一(埼玉学園大学) | 座長:岩倉孝明(川崎市立看護短期大学) |
11:10~12:10 総会(1220)
12:10~13:00 昼食・休憩
12:15~12:55 午餐会 (4202)
13:00-14:00 特別講演 竹村牧男(東洋大学学長) 座長 細見博志(金沢大学) (1220)
14:00~16:30 シンポジウム 生老病死/ライフコース ―臨床において人生苦をいかに受け止めるか―(1220)
座長 浅見洋(石川県立看護大学)、竹内慶至(金沢大学)
浅見 洋(石川県立看護大学)
西川 勝(大阪大学コミュニケーションデザイン・センター)
熊谷晋一郎(東京大学先端科学技術研究センター)
佐藤伸彦(ナラティブホーム・ものがたり診療所)
16:30 閉会式(1220) 挨拶 大会長 細見博志(金沢大学)
〈大会前日の日程〉
11/16(金)
12:30~15:00 調整会議
15:00~16:50 理事会
17:00~19:00 医哲café
〈連絡先〉
◆ 第31回大会本部〒920-0942石川県金沢市小立野5-11-80金沢大学医薬保健研究域保健学系細見研究室内Tel/Fax 076-265-2583
|
◆ 第31回大会事務局〒929-1210石川県かほく市学園台1-1石川県立看護大学 看護学部浅見研究室内Tel/Fax 076-281-8343(内線8343)
|
E-mail: 31itetsugakkai@gmail.com 大会HP: http://pe-med.umin.ac.jp/ |
〈大会実行委員〉
浅見 洋 工藤直志 鈴木康文 竹内慶至 竹田浩一
細見博志 三宅浩史 宮島光志 森 芳周 山崎竜二
浅見昇吾(学会事務局長) 黒須三惠(学会運営委員長)
〈大会協力員〉
青野 透 井田克征 佐々木香織 柴田政良 清水邦彦
高橋涼子 三国千秋 山本英輔
〈後援〉
金沢大学