2005 第23号

(論文)

1. 「理性の共有」としてのインフォームド・コンセント—慢性疾患医療における医療従事者-患者関係のあり方に関する考察— 圓増文
2. 医療におけるインフォームド・コンセントと合意形成 浜町久美子
3. 医療における情報化とインフォームドコンセント 勝山貴美子
4. 自己実現とケア—ケアすることの意味 堀井泰明
5. 看護ケアにおける良心と責任の問題 朝倉輝一
6. うつ患者の「語り」を意味構築する—A・シュッツのレリヴァンス概念から〈社会構築主義〉にアプローチする— 山中恵利子
7. スピリチュアル・ペインは癒されうるか—死生観の転回構造— 後藤雄太
8. 「病いの知」の可能性—プロフェッショナリズムを越えて— 安藤泰至
9. 人格の「潜在性」の問題 前田義郎
10. 性的倒錯の哲学的分析 佐藤拓司
11. 特定病因論再考 村岡潔
12. 澤瀉久敬の医学概論と現代医学 杉岡良彦
(研究報告)
13. 日本における臓器提供をめぐる社会的状況—生体移植の増加と揺れる臓器提供の理念— 今井竜也
(ワークショップの概要)
14. ケアの概念を深めるために(第20回大会) 朝倉輝一
15. 医学部・歯学部における医療倫理教育の現状と課題—医療倫理教育コア・カリキュラムの構築—(第23回大会) 堅則章
(シンポジウム)
◆今、リプロダクティブ・ヘルス/ライツを問う—中絶問題における生命の尊厳と生殖の自由—
16. 中絶論争の行方 丸本百合子
17. 中絶女性に対する医療のまなざし—胎児細胞、胚、卵子が研究資源となる時代に— 齋藤有紀子
18. 決められないことを決めることについて 立岩真也
19. 胎児の道徳的地位と尊厳のに観点から見た人工妊娠中絶の道徳性 奈良雅俊
20. シンポジウム「今、リプロダクティブ・ヘルス/ライツを問う—中絶問題における生命の尊厳と生殖の自由—」のまとめ 小松奈美子・冲永隆子
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