(論文)
1. | ハンセン病療養所の課題—新良田教室卒業生への聞き取り調査を手がかりに— | 上野哲 |
2. | 人格概念のポリティクス—他者の需要を巡って— | 箭内任 |
3. | ドイツ「幹細胞法」制定をめぐる倫理的・法的議論の経緯—「人間の尊厳」概念の射程— | 船木祝 |
4. | アドバンス・ディレクティヴの倫理問題 | 服部俊子 |
5. | 障害の政治経済学が提起する問題 | 堀田義太郎 |
6. | 「安楽死」と医療倫理—ヴァイツゼッカーの「診断書」(1947年)を手がかりに— | 石井誠士 |
7. | ALS医療についての倫理的検討の試み | 宮坂道夫 |
8. | 健康は診断できるか | 伊藤幸郎 |
9. | よい医師になる義務—カント論の立場から— | 佐藤労 |
10. | クローン人間と自然概念の問題—ルートヴィヒ・ジープを巡る論争に関連して— | 浅見昇吾 |
11. | 「語り」による「他者理解」 | 金谷光子・尾曽直美 |
12. | 障害重い子と理学療法士との非言語的コミュニケーション—理学療法士との対話から— | 前野竜太郎 |
(研究報告) |
13. | 医学教育の近年の動向—医療倫理教育を中心に— | 黒須三惠 |
(海外調査特別報告) |
14. | ホロコーストと記憶—記憶伝達の困難さと残された希望— | 澤田愛子 |
(ワークショップの概要) |
15. | テーマ「性/ジェンダー/セクシュアリティ」 | 田村京子 |
(公開講演) |
16. | 死や臨死をめぐるオランダの実情 | ヘンク・A・M・J・テン・ハーフ(五十嵐靖彦 訳) |
(シンポジウム) |
◆健康概念の再検討—幸福と病気の間— |
17. | 東洋医学における健康観 | 寺澤捷年 |
18. | WHOの〈健康〉の定義をめぐる言説の現在 | 根村直美 |
19. | ナラティブ・ベイスト・メディスンからみた健康観 | 斎藤清二 |
20. | 多様な健康像の定式化の果てに | 服部健司 |
21. | シンポジウム「健康概念の再検討—病気と幸福の間—」のまとめ | 倉持武・森下直貴 |