2002 第20号

(論文)

1. 臓器提供病院から見た脳死移植問題 田村京子
2. オランダにおける安楽死—その背景と実態の分析— 柳堀素雅子
3. 痴呆老人のターミナルケアにおける倫理的問題 伊東隆雄
4. インフォームド・コンセントにおける法と倫理 小坂康治
5. 不完全義務と医師−患者関係 松川俊夫
6. 生殖補助医療政策に関する「物語的正義」についての試論 宮坂道夫
7. プラシーボ使用の是非をめぐる考察 岡本珠代
8. EBMの科学哲学的考察 伊藤幸郎
9. 精神医療におけるevidence-based medicine (EBM)に関する倫理的一考察 道又利
10. 医学の可謬性—病理解剖をめぐる考察— 西川祐司
11. 人格概念の再定義—「定言命法」を基礎にして— 前田義郎
12. 自己決定の諸問題—自己決定と関係性— 大鹿勝之
(研究報告)
13. 病む人の生と看護の視点—慢性呼吸不全患者と家族の語りから見えてくること— 田中孝美
14. 看護学校教育における感受性育成のためのひとつの試み—死について語る— 工藤せい子
15. 身体的、精神的健康状態より見たQOL—KOMIチャートと小児用HLC尺度を用いた三事例の分析— 柿勝子
(特別講演)
16. 先端医療と生命倫理 高久史麿
(シンポジウム)
◆いのちと所有—現代医療と生命倫理の諸問題—
17. 第一報告 身体の所有と看護ケア 鈴木正子
18. 第二報告 ヒト組織の研究利用の問題 小林英司
19. 第三報告 臓器・組織と所有 樫則章
20. シンポジウム『いのちと所有』まとめ 宮越一穂・棚橋實
カテゴリー: 学会誌 パーマリンク