2001 第19号

(論文)

1. インフォームド・コンセントへの新たな展望—自己決定の論理から共同性による主体性の再建論へ— 黒崎剛
2. 人間の生における「尊厳」概念の再考 安藤泰至
3. ヒト・クローン作成禁止の倫理的根拠とリプロダクティブ・ライツ 中澤務
4. 精神看護援助の視点から捉えた人間の精神構造—自己と自我の観点から— 阿保順子
5. ケアの時代における看護の役割—自立援助の観点から看護を見直す— 永田まなみ
6. 看護学における世界観の変化—機械論的パラダイムから全体性パラダイムへ— 宮脇美保子
7. 病む人の歴史 石井誠士
8. 患者の身体と自己同一性—摂食障害の症例を通して— 屋良朝彦
9. 実践智を裏付ける看護の「現場」を問う—看護のアイデンティティの確立を目指して— 石崎智子
10. 移植システムの推進を阻害する情報操作—最近の「脳死」からの臓器移植二症例から— 池谷健
11. インターセクシュアリティの医療倫理問題—セックスとジェンダーの迷路2— 佐藤拓司
12. 死ぬ義務 あるいは家族と自己決定 服部健司
13. 病いの利他生に関する一考察—犠牲者非難イデオロギー 対 代理苦イデオロギー— 村岡潔
14. 家族から見た患者の身体—「社会的人格」をめぐって— 重野豊隆
(研究報告)
15. 精神障害者の復職に関する問題点と産業医の役割—二症例の比較検討による考察— 渡邉温知
(特別講演)
16. ドイツ連邦共和国における医療倫理 ヨハネス・ライター
(シンポジウム)
17. 第一報告 医学部における人間教育—医学概論教育の実践を振り返って— 伊藤幸郎
18. 第二報告 医学部大学院化の中での医学教育 井上芳郎
19. 第三報告 医師国家試験と医学哲学・倫理学教育のベクトル 服部健司
20. シンポジウムのまとめ 今井道夫
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