1997 第14号

●故高間直道先生追悼文 矢次正利
(論文)
1. 医学哲学と心の問題 小坂康治
2. 死と死につつあること—臨床哲学と実存主義—ロマン主義的医療の可能性— 中里巧
3. 精神医療における「生活指導」の倫理問題 泉水明臣
4. 看護技術における行為と目的—臨床実習における学生の気づきを手がかりとして— 花岡真佐子
5. 変貌する『コレステロール』言説とマスメディアによるその扱いについて—「医学の進歩」か,それとも「移りゆく流行」か— 松山圭子
6. 移植医療における医療ソーシャルワーカーの役割—海外心臓移植を希望した患者,遺族へのソーシャルワーク事例からの一考察— 遠藤正樹・阿蔓由起子・大蔵民江
7. 職域健康管理の倫理問題 服部健司
8. 自発的積極的安楽死と自己決定権—死は選択できるか— 尾崎恭一
9. 医療倫理学者のモラルと使命—健康時のインフォームド・コンセント— 近藤均
10. 過去10年間に殺人罪で告発された本邦『脳死』移植 8例の医学的倫理的問題についての総括的分析 本田勝紀
(特別講演)
11. 動きの中の医学—根ざしと展開— ハインリッヒ・シッパーゲス
特集
■看護の倫理とヘルスケアの本質
(提言)
12. 看護倫理から見るプライバシー 南裕子
(特別報告)
13. 阪神大震災被災者の心のケア 溝口純二・大川貴子
14. 災害と看護 竹崎久美子
15. 日本看護科学学会看護倫理検討委員会の動き 片田範子
(シンポジウム)
16. ヘルスケアの本質と現代的課題 石井誠士
17. ヘルスケアの本誌と現代的課題—看護哲学の立場から— 池川清子
18. ヘルスケアの本誌と現代的課題 川口孝泰
19. ヘルスケアにおける医療資源の配分の可能性 枡形公也
20. 生活者主体のヘルスケアとわが国の文化的特性 奈倉道隆
(報告)
21. 第9回ヨーロッパ医学医療哲学学会大会に参加して 五十嵐靖彦
22. 最近の中国の生命倫理事情 品川信良
カテゴリー: 学会誌 パーマリンク