第29回 日本医学哲学・倫理学会大会
会期:2010年10月16日(土)、10月17日(日)
会場:岩手医科大学矢巾キャンパス
参加費: 事前申込…3,000円(会員) 当日申込…4,000円(会員・非会員) 学生…1,000円(会員・非会員)
特別講演・シンポジウムのみ(非会員)…1,000円
大会テーマ「死とどう向き合うか」
シンポジウムテーマ「生活の中の死-地域社会での看取りを考える」
大会長:遠藤寿一
実行委員長:竹之内裕文
実行委員:
齋藤直樹 田代志門 西村高宏 日笠晴香 山本史華 尾崎恭一 浅見昇吾
大 会 日 程
10月16日(土)
8:30~ 受付開始
8:50~9:00 開会式
挨拶 大会長 遠藤寿一 (岩手医科大学)
学会長 清水哲郎(東京大学)
9:10~12:00 研究発表
A会場 |
B会場 |
9:10~9:40 A-1-1
看護師の体験と臨床の知 |
9:10~9:40 B-1-1
当事者性と公共性のはざまで、医薬品の評価はどうあるべきか 松山圭子(青森公立大学) |
9:45~10:15 A-1-2
患者の自律と看護者の自律 石川洋子(旭川医科大学) |
9:45~10:15 B-1-2
統合失調症の予防的介入に関する倫理的問題 山崎真也(大阪府立大学) |
10:20~10:50 A-1-3
対人援助の礎となるケアリングとは何か 堀井泰明(天使大学) |
10:20~10:50 B-1-3
病をめぐる個人と社会の関係に関する記述について―public health ethicsの議論より― 大北全俊(大阪大学) |
10:55~11:25 A-1-4
「福祉のターミナルケア」論争を振り返る 朝倉輝一(東洋大学) |
10:55~11:25 B-1-4
菊田医師事件における優生保護法改正運動の影響 ―胎児の生命権をめぐって― 吉田一史美(立命館大学) |
11:30~12:00 A-1-5
安楽死法の比較から見えてくるもの ―オランダ・ベルギー・ルクセンブルク― 盛永審一郎(富山大学) |
11:30~12:00 B-1-5
1930年代後半の日本における“くすりの倫理”生成過程分析―日本伝統医学と中国伝統医学の医療者における身体観の比較― 田野尻哲郎(東京大学) |
12:00~13:50 昼食・休憩
12:10~13:40 評議員会
13:50~14:50 特別講演
「「死者供養」を考える」
講演者:池上良正(駒沢大学文学部)
司 会:遠藤寿一(岩手医科大学)
15:00~17:30 シンポジウム
「生活の中の死――地域社会での看取りを考える」
シンポジスト:
鈴木雅夫(ふくしま緩和ケアクリニック)
池田昌弘(NPO法人全国コミュニティライフサポートセンター)
大村哲夫(爽秋会岡部医院)
安藤泰至(鳥取大学)
司 会: 竹之内裕文(静岡大学)
18:30~20:00 懇親会
会場:盛岡グランドホテル・アネックス
10月17日(日)
8:30~ 受付開始
9:10~12:00 研究発表
A会場 |
B会場 |
9:10~9:40 A-2-1
インフォームド・コンセントにおける医療者としての望ましいあり方への一考察 白神妙子(兵庫医科大学)、圓増文(日本学術振興会) |
9:10~9:40 B-2-1
遺伝学的情報とプライバシーをめぐる諸問題―本人のプライバシーと血縁者の知る権利、医療の義務― 大橋範子(大阪大学) |
9:45~10:15 A-2-2
医療の合意形成と「理由の来歴」の概念について 吉武久美子(順天堂大学) |
9:45~10:15 B-2-2
提供精子による人工授精の法制度化を巡る課題について 南貴子(お茶の水女子大学) |
10:20~10:50 A-2-3
スピリチュアリティが健康に及ぼす影響の医学的研究 杉岡良彦(旭川医科大学) |
10:20~10:50 B-2-3
体外発生技術の倫理的課題 遠矢和希(大阪大学)
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10:55~11:25 A-2-4
スピリチュアルケア定義における基盤人間観検討の必要性 小西達也(東札幌病院)
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10:55~11:25 B-2-4
インフォームド・コンセントと包括同意の問題 村松聡(横浜市立大学)
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11:30~12:00 A-2-5
現代における「スピリチュアル」な死生観について 宮嶋俊一(大正大学) |
11:30~12:00 B-2-5
抜去歯の研究・教育使用 樫則章(大阪歯科大学)
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12:00~12:55 昼食・休憩
12:55~14:05 総会
14:10~16:10 研究発表・ワークショップ
A会場 |
B会場 |
C会場 |
14:10~14:40 A-2-6
外国人医療現場における言語バリアと保障 幸重美津子(京都外国語大学)
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14:10~14:40 B-2-6
与益原則の相対化した解釈としてのproportionality原則
清水哲郎(東京大学)
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14:10~16:25
安楽死・尊厳死が実施される際の手続きについて倫理的に意味のある区別は立てられるか 報告: 坂本徳仁 堀田義太郎 水野俊誠
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14:45~15:15 A-2-7
医療者とメディアとの連携手段としての医療記事評価制度の可能性と課題―オーストリア、カナダ、アメリカの制度を事例として― 福田八寿絵(大阪大学)
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14:45~15:15 B-2-7
ラムゼーとフレッチャーの人格概念 鶴島暁(海星学院高等学校)
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15:20~15:50 A-2-8
アメリカの医療者による良心的拒否に関する最近の議論と考察 加藤穣(大阪大学)
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15:20~15:50 B-2-8
医療における目的論─ヴァイツゼッカーとカンギレムを基礎として― 藤戸善伸(札幌医科大学)
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15:55~16:25 B-2-9
医の倫理や哲学への一老医の回想 品川信良(弘前大学) |
16:25 閉会式
大会前日の日程
10月15日(金)
理事会: 15:00~17:00(岩手県民情報交流センター・アイーナ・第8会議室)
医哲カフェ: 17:00~19:00(岩手県民情報交流センター・アイーナ・第8会議室)
連絡先
〒028-3694
岩手県紫波郡矢巾町西徳田2-1-1
岩手医科大学・共通教育センター・人間科学科・哲学分野 遠藤研究室内
第29回日本医学哲学・倫理学会大会事務局
Tel:019-651-5111(内)5080 (or 019-651-5110(内)5080)
E-mail: toshiend@iwate-med.ac.jp