1. |
宗教的死と医療的死—死の根源的経験のために— |
石井誠士 |
2. |
予防医学と臨床死生学のあいだ—health educationとdeath educationの綜合の可能性— |
服部健司 |
3. |
安楽死・尊厳死における問題点 |
柳堀素雅子 |
4. |
医療コミュニケーションとしてのインフォームド・コンセント—討議倫理学の立場から— |
朝倉輝一 |
5. |
生存科学としての生命倫理学 |
藤野昭宏 |
6. |
生物学と倫理学の間—クローン人間論争における倫理的次元の所在をめぐって— |
浅見昇吾 |
7. |
患者の自己決定権と医療者の裁量権—「身体をモノとみなす傾向」の抑制 |
重野豊隆 |
8. |
自己決定権とは何か—患者の知る権利:情報は患者のものか家族のものか— |
宮脇美保子 |
9. |
インフォームド・コンセントのジレンマ—訴訟回避・協力拒否・疑似信頼のコスト— |
カール・ベッカー |
10. |
人格という形態の歴史性と構造—「脳死」問題の前提的把握をめぐって/経済学の立場から— |
高畑明尚 |
11. |
平成8年12月に沖縄で行われた精神病患者からの腎摘出事件における,『脳死』診断,現病治療の切下げ,本人・家族の提供不同意,コーディネーションに見られる倫理的諸問題 |
池谷健 |
12. |
不妊治療を受けた女性たちの手記の分析—第二報 女性の不妊症の内容分析— |
丸山マサ美 |
13. |
「かわいそう」という感情をめぐって |
田村京子 |
14. |
医学哲学倫理学研究におけるフィールドワークの意義 |
中里巧 |
15. |
医療現場における弱者・最弱論者—「脳死」臓器移植(受領患者・被摘出患者)と血友病エイズ(患者・医師)の場合— |
本多勝紀 |