日本医学哲学・倫理学会 役員選出規程

(2018年度総会にて改正)

第1条 この規定は日本医学哲学・倫理学会会則に定められた役員の選出を目的とする.

第2条 評議員は,正学会員の内より,理事及び監事は評議員の内より,会長は理事の内より選出する.

第3条 評議員は,正会員より15名以内の連記(無記名)で投票し,得票数の多い順から45名を選出する.残る5名は(次期)理事会が選出する.

第4条 理事は,選出された評議員の内から15名以内の連記で投票(無記名)し15名を選出する.残る2名は選出された評議員の内より(次期)理事会が選出する.

第5条 会長は,理事の互選により選出する.

第6条 監事は,投票により評議員から2名選出する.

第7条 各選挙において得票数が同数の場合には,若年者を当選とする.

第8条 選挙管理委員会は事務局に置き,選挙に関する事務は事務局が行い,その結果を選挙管理委員会が(当期)理事会,評議員会および総会に報告する.

第9条 選挙管理委員会は,3名の委員で構成する.

第10条 選挙管理委員長は事務局長とし,委員長以外の2名の委員は(当期)理事会で理事の内から選出する.

第11条 選挙権・被選挙権を持つ者は前年度までの会費を完納している者とする.

第12条 被選挙権を持つものは,65歳未満の正会員とする.ただし,役員となった者が,任期途中で65歳となった場合は,その任期が終了するまで役員を継続することとする.

附則 本規程は平成28年4月1日より施行される.
改正 平成30年10月21日

カテゴリー: 運営委員会 | 日本医学哲学・倫理学会 役員選出規程 はコメントを受け付けていません

日本医学哲学・倫理学会 会則

(2017年度総会にて改正)

第1条(名称)  本会は日本医学哲学・倫理学会と称する.

第2条(目的)  本会は医学・医療・福祉と哲学・倫理学及びその他の諸科学とが関わり合う諸問題の研究・教育を進め,その交流,発展を図ることを目的とする.

第3条(事業)  本会は第2条の目的を達成するため,次の事業を行う.
1.全国研究大会の開催
2.日本学術会議との連絡
3.国内外の関連学会との交流
4.学会誌「医学哲学・医学倫理」及びその他の刊行物の発行
5.その他学会が必要と認める事業
6.日本医学哲学・倫理学会賞(以下学会賞と称する)および日本医学哲学・倫理学会奨励賞
(以下奨励賞と称する)の授与
2 全国研究大会は毎年1回開催する.
3 第1項の事業の他,学会の名称を冠する事業を行う場合には理事会の承認を得なければならない.
4 学会賞および奨励賞の規定は別に定める.

第4条(会員)  学会の目的に賛同するものは理事会の承認を経て正会員,準会員又は学生会員となることができる.
2 正会員は,修士課程(医歯薬系6年制学部)修了以上又は学会の目的に関連した同等の社会経験を有するものとし,大会発表権・論文投稿権,学会誌・国際誌・ニューズレター等を受け取る権利,及び役員選挙権・被選挙権を有する.
3 準会員は,修士課程在学者(医歯薬系5,6年生)等で,正会員との共同による大会発表権・論文投稿権,並びに学会誌・国際誌・ニューズレター等を受け取る権利を有するが,役員選挙権・被選挙権及び単独での大会発表権・論文投稿権を有しない.
4 学生会員は,学部学生で,学会誌・国際誌・ニューズレター等を受け取る権利を有するが,大会発表権・論文投稿権及び選挙権・被選挙権を有しない.

第5条(役員)  本会に役員として評議員50名,内理事17名,その内会長1名,副会長2名以内を置く.評議員の内から監事2名を置く.
2 役員の任期は2年とする.但し再任を妨げない.
3 役員は65歳をもって定年とする.
4 役員は別に定める選出規程によって選出される.
5 役員に欠員が生じた際には,理事会でその対応を決定する.その際,推薦理事・推薦評議員以外の補充は直前の選挙の次点者を,次点者が複数の場合は若年者を充てることを原則とする.
6 会長は学会を代表し,総会,理事会,評議員会を招集する.
7 会長は理事の内より副会長を指名することができる.
8 副会長は会長を補佐し,会長に事故ある時は会長を代行する.
9 理事は学会の企画,運営にあたる.
10 評議員は学会の方針を評議する.
11 監事は学会の会計を監査する.また監事は理事会に出席して学会全体の活動,運営について意見を述べることができる.
12 理事は運営委員会,研究委員会,教育委員会,国内学術交流委員会,国際学術交流委員会,編集委員会,事務局のいずれかの委員長,事務局長ないし委員を担当する.

第6条(各会)  本会は毎年1回総会を開催し,理事会,評議員会を随時開催する.
2 前項に拘わらず会長は必要ある時は臨時総会を招集することができる.
3 総会,理事会,評議員会は開催の都度議長1名を選出する.
4 総会の議長は理事を除く正会員の内より会長が候補者を指名し,総会の承認を受ける.
5 理事会,評議員会の議長は各会構成員から互選される.
6 議長は議決権を持たない.
7 第1項の各会の議題は出席構成員の過半数の賛成を持って決議される.
8 議題について賛否同数の場合は議長の決するところとする.
9 各会の議題は会長または各会構成員の3名以上の連名をもって提案される.

第7条(名誉会員)  本会に理事会の推挙と総会の承認を経て名誉会員を置くことができる.
2 名誉会員は学会の基礎を築き,学会の発展に多大な貢献をした正会員の内から推挙される.
3 名誉会員は会費,大会参加費等,学会事業に関わる経費を免除される.
4 名誉会員は役員の被選挙権・選挙権を除いて正会員としてのすべての権利を保有する.

第8条(学会誌)  本会に学会誌の編集を行うため,編集委員を設ける.
2 会長は理事の内より学会誌編集委員長を指名し,理事会の承認を受ける.
3 編集委員長は理事・評議員の内より編集委員若干名を委嘱することができる.
4 投稿規程を別に定める.
5 学会誌は原則として全会員に無償配布される.

第9条(支部)  本会は理事会の承認を経て支部を設置することができる.

第10条(会費) 正会員の会費は年額 6,000円,入会費は 2,000円とし,準会員の会費及び入会費は正会員の半額とし,学生会員の会費は2,000円,入会費は無料とする.

第11条(事務局)  本会に事務局を設ける.
2 会長は理事の内より事務局長を指名し,理事会の承認を受ける.
3 事務局長は正会員の内より事務局員若干名を委嘱することができる.

第12条(改廃)  本会会則は総会の議決を経て変更することができる.

附則  1.本学会事務局の所在地は、「北海道札幌市北区北10条西7丁目 北海道大学大学院文学研究科 蔵田研究室」である。
2. 本会則は2017年11月13日より施行される.

制定 1985年10月26日
改正 1995年04月01日
改正 1999年10月10日
改正 2001年10月21日
改正 2002年10月27日
改正 2003年11月23日
改正 2007年10月21日
改正 2008年10月26日
改正 2014年11月23日
改正 2017年11月12日
改正 2018年10月21日


							
カテゴリー: 会則・規定 | 日本医学哲学・倫理学会 会則 はコメントを受け付けていません

参考情報

  • 本人・家族のためのプロセスノート 本人・家族が自ら考えることを支援するツールを開発中です。本公開講座の目玉の一つになります。

カテゴリー: 公開講座 | 参考情報 はコメントを受け付けていません

2012年度公開講座について


2012年の公開講座

自分らしい治療・ケアの選択のために


  • 2012年の公開講座は、東京大学ないしその周辺で、11月頃行われます。
  • ご本人・ご家族が、どういう治療・ケアを選ぶかについて主体的に考えられるように、いろいろな方法、現在提供され始めている支援のあり方をご紹介します。
  • 担当者 清水哲郎(東京大学 死生学・応用倫理センター 上廣講座)
カテゴリー: 公開講座 | 2012年度公開講座について はコメントを受け付けていません

国内学術交流委員会 2012‐2014年活動計画

1.今期も、本委員会の役割である「国内の生命倫理関連研究グループ・学会等の調査及び連携」に関しては、引き続き「倫理コンサルテーション」に関わる国内諸団体との連携を掲げたいと考えている。

2.特に、日本生命倫理学会に設置される予定の「臨床倫理部会」「研究倫理部会」との連絡・連携や、去る9月に創設された「日本臨床倫理学会」との関係については、可能な限り協力関係を築いていきたい。

3.また、「臨床倫理コンサルテーション」「研究倫理コンサルテーション」を担う人材や組織の在り方についても、米国や欧州における「倫理コンサルタント」の動向も踏まえつつ、国内においてもそのような「資格認定プログラム」が可能かどうかも含めて検討をしたい。

4.「研究倫理」に関しては、文部科学省・厚生労働省合同による「臨床研究・治験活性化5ヵ年計画2012」において「国等による倫理審査委員会の認定制度の導入」も検討されていることを踏まえ、本委員会としてもWebページ上でも学会員に対し情報を提供しつつ、臨床研究の倫理性担保に関する組織づくりについて検討する。

5.できれば、「臨床倫理・研究倫理コンサルテーション」に関わる諸団体の連絡協議会のようなものを組織することを目指したい。

6.2013年度大会においてもその前日に第4回「医哲Café」を開催するとともに、「臨床倫理・研究倫理コンサルテーション」に関わるシンポジウム等を、他の関連諸団体・学会等と合同開催することについても検討したい。

カテゴリー: 国内学術交流委員会 | 国内学術交流委員会 2012‐2014年活動計画 はコメントを受け付けていません

国内学術交流委員会 2010-2012年活動総括

今期の活動計画としては、臨床倫理および研究倫理に関する「コンサルテーション(相談支援業務)」に関連する様々な諸団体の動向について把握し、そうした診療支援・患者支援業務としての「倫理コンサルテーション」に関わる人材育成や養成プログラムのあり方について、本学会としてどのよう関わっていくことが可能であるかについて検討を行うことを目標とした。

この計画のもと、下記2回の「医哲Café」を開催した。

1.第2回「医哲Café」*研究委員会「臨床ケア倫理研究会」との共催。 日程:2011年11月4日(金)17時30分~19時30分〔参加人数28名〕 会場:東京大学 法文2号館 3階 第3会議室 話題提供講演:瀧本禎之氏 (東京大学医学部附属病院「患者相談・臨床倫理センター」副センター長) テーマ:臨床倫理コンサルテーションの現状と今後の課題

2.第3回「医哲Café」 日程:2012年11月16日(金)17時~19時〔参加人数22名〕 会場:金沢大学医薬保健学域保健学類・鶴間地区 テーマ:「倫理コンサルテーション」の具体的なシステム構築のあり方とは?

国内学術交流委員会としては、「倫理コンサルテーション」に関わる人材教育に関し、本学会としてどのように取り組んでいくかにつき、諸団体の動向を把握しつつ検討を重ねてきた。その「中間まとめ報告」については、「委員会」としての見解をまとめるまでには至らなかったが、「現状把握及び今後の展望」に関する提言として、九州医学哲学・倫理学会誌「人間と医療 第2号」に「論説」として掲載した。

一方で、委員長と一部の委員との間でメールにての相談や議論をするに留まり、「委員会」全体としての活動という点では不十分であった。また、「パブリック・コメント」に関する対応については、リニューアルされた学会ホームページ「国内学術交流委員会」掲示板等にて対応するとしていたが、この点も十分対応できなかった点は反省すべきである。

 

カテゴリー: 国内学術交流委員会 | 国内学術交流委員会 2010-2012年活動総括 はコメントを受け付けていません

2011年度 日本医学哲学・倫理学会主催 市民公開講座について

2011年度 日本医学哲学・倫理学会主催 市民公開講座

テーマ: 「代替・補完医療の可能性と限界の検証」

日時:2011年11月3日(文化の日)
13:00~17:00
(12:30開場)

会場:安与ホール 7F大ホール
(JR新宿駅 中央東口・東南口より徒歩1分)
http://www.yasuyo-hall.com/

     【入場無料、予約不要】   【ポスターはこちら】

住吉義光 (玄々堂木更津クリニック(元厚生労働省がん研究班主任研究者))
    「がんと健康食品―どのように向き合うべきか―」

仙波由加里 (桜美林大学・スタンフォード大学)
    「不妊治療と代替・補完医療 ―米国の現状を概観して―」

長島隆 (東洋大学)
   「ドイツにおける自然療法―その過去と現在」

杉岡良彦 (旭川医科大学)
    「代替・補完医療とスピリチュアリティ」


   司会:大井賢一(NPOがんサポートコミュニティー)
森禎徳(東邦大学)  

お問い合わせ:日本医学哲学・倫理学会事務局公開講座実行委員 森
Fax:042-464-8663   e-mail: yoshinomori@hkg.odn.ne.jp
(恐れ入りますがお問い合わせはFaxまたはメールでお願い致します)

※代替・補完医療とは、西洋医学に基づく現代医療とは異なる健康食品や鍼灸などの、いわゆる民間療法のことです。

この公開講座は「平成23年度文部科学省科学研究費補助金 研究成果公開促進費研究成果公開発表(B)」の交付を受けて行われます。

カテゴリー: 公開講座 | 2011年度 日本医学哲学・倫理学会主催 市民公開講座について はコメントを受け付けていません

英文国際誌の論文募集について

国際学術交流委員会(小出泰士委員長)では,国際誌への投稿論文を募集しています.

 

「国際誌(英文誌)」原稿募集について

2011年5月

国際学術交流委員会委員長 小出 泰士

 

応募要領

 

(1)応募期間

第6号(2012年3月刊行予定)掲載論文の第一次審査応募締め切りは、2011年8月末日、第二次審査投稿締め切りは、2011年12月末日とする(何れも当日消印有効)。
(2)応募資格 

本学会の会員であること。但し、依頼原稿に関してはその限りではない。

 


(3)提出物

①第一次審査…原稿の「タイトル」(英文)、「要旨」(日本語、1600字程度)及び氏名・連絡先を記入したA4用紙1枚、並びに当該テーマに関する内容です でに発表された日本語論文(以下、「既発表論文」)を国際学術交流委員会委員長宛に送ること。 なお、「既発表論文」は本学会誌掲載論文であるか否かは問わない。
ただし、「既発表論文」がなくとも応募は可能だが、その際には当該テーマと関連する論文があれば提出することが望ましい。
封筒には「国際誌論文応募」と朱書すること。また同時に、送付資料のファイル を添付の上、下記宛にメールを送ること。

*第一次審査では、「既発表論文」および「要旨」が審査対象となり、第二次審査では、英文原稿の内容(「既発表論文」からの展開を含む)が審査対象となる。

②第二次審査…第一次審査により英文原稿の提出を許可された者は、「執筆要領」 を参照の上、国際誌の原稿およびAbstractを提出すること。また、論文末尾に執筆者の所属、連絡先、若干の業績(最近5年間の業績から2、3点程度)を記載すること。提出先および方法は第一次審査と同じ。

*ネイティヴ・チェックについては、業者または英語を母語とする研究者に依頼し、証明する書類(納品書、本人署名等)を添付すること。

 

提出先:小出泰士(国際学術交流委員会委員長)<

〒337-8570 埼玉県さいたま市見沼区深作307
芝浦工業大学工学部人文社会

Tel/Fax 048-687-5007

koide@sic.shibaura-it.ac.jp

執筆要領

(1)本文は6000 wordsを基本とし、3000-6000 wordsの範囲で許容する。ただし、投稿された原稿を、original articleとして採用するか、research reportとして採用するかは、編集委員会で決定する。Abstractは200words以内とする。Keywordsは5~10語。ワープロソフト はMicrosoft Word を使用すること。

(2)ページ設定は以下の通り。

①用紙サイズ:A4版

②文字数と行数:35字×35行

③余白:上30mm、下30mm、右30mm、左30mm

④フォントおよび文字ポイント:Century、タイトル14ポイント、AbstractおよびKeywordsは10.5ポイント、本文および注・参考文献は12ポイント

(3)注はMicrosoft Wordの脚注機能(脚注ではなく文末脚注)を使用すること。

 

 

カテゴリー: 国際学術交流委員会 | 英文国際誌の論文募集について はコメントを受け付けていません

1983 創刊号


創刊の辞
研究発表
1. 精神分裂病の幻聴に伴う諸問題 酒井明夫(岩手医大)
2. ヒポクラテスと「コス学派の予後」について 岸本良彦(明治薬大)
3. 大学における教養科目の視点からの身体論の試み 加藤直克(自治医大)
4. 医歯薬系大学における倫理学教育の問題点について 桜井弘木(星薬大)
産業医科大学長挨拶 土屋健三郎
特別講演
医歯薬学生教育における哲学・倫理学の役割 池見酉次郎(九州大学名誉教授)
シンポジウム:現代における医学と哲学との接点
司会 石渡隆司(岩手医大)
司会 岡田雅勝(旭川医大)
秋月龍珉(埼玉医大名誉教授)
坂本堯(聖マリアンナ医大)
学会誕生までの経緯
編集後記


カテゴリー: 学会誌 | 1983 創刊号 はコメントを受け付けていません

1984 第2号

研究発表
1. 「哲学と生理学の接点」—K.ポパーの場合— 渡辺義嗣(岩手医大)
2. 「医学生の人間性教育をめぐって」—自治医大の医学教育研修会に参加して— 平山正美(自治医大)
3. 「ヒポクラテスにおける医術の概念」—その現代(哲学)的意義— 今津鶴雄(名古屋衛生技術短大)
4. 「生物学実習における倫理的考察」 瀬尾直美・牧野尚哉(東京医大)
5. 「先端医療への倫理的対応」 高橋勝(浜松医大)
6. 「医学と哲学の交響」—本居宣長論の一方向— 高橋正夫(杏林大学医学部)
特別講演
「献体の実情と諸問題」 郡司乕雄(篤志解剖全国連合会副会長)
(白梅会理事長)
シンポジウム:「医学概論の現状と展望」
中川米造(大阪大学医学部)
本多正昭(産業医大)
伊藤幸郎( 同上 )
司会 秋月龍珉(埼玉医大)
司会 坂本堯(聖マリアンナ医大)
カテゴリー: 学会誌 | 1984 第2号 はコメントを受け付けていません